謝 辞
去る9月23日(日)に富山市(富山市民プラザ)において開催いたしました「第2回中部臨床工学技士会学術大会」は多くの方々のご参加をいただき無事、盛会裡に終了いたしました。
遠路ご参加いただきました中部地区各県会員各位には、中部臨床工学技士会連絡協議会並びに富山県臨床工学技士会を代表し、心から感謝とお礼を申し上げます。
また、開催に際し、中部地区各県技士会役員の皆様には大変お世話になりました。改めてお礼を申し上げます。
今回は、大変お忙しい中を日臨工・川崎忠行会長のご出席を賜り『日本臨床工学技士会の現状と今後』と題し、限られた時間ではありましたが特別講演をいただき大会に華を添えていただきました。大変に厳しい社会情勢の中、社団法人化への取り組みや「臨床工学技士賠償責任保険」の重要性を伺い日臨工への期待を一層大きくした会員も多かったのではないでしょうか。
午前の一般演題発表では、座長の進行よろしく活発な討論が交わされ大いに盛り上がりました。座長の皆さんお疲れさまでした。
また今回は学生の発表もあり、貴重な意見が拝聴でき新世紀を開くにふさわしい大会となりました。ご指導いただきました静岡県大島会長に敬意を表します。
ランチョンセミナーでは「透析管理にコンピュータはどこまで使えるか?」で森田猛氏(富山県技士会所属)に話題提供をいただき活発な意見が交わされました。
そして、シンポジウムでは『新世紀に語る』のテーマで臓器移植コーディネータとしてご活躍中の鈴木利昌氏(静岡県技士会所属)と国際医療協力・支援活動でご活躍中の北野達也氏(愛知県技士会所属)のお二人からは、貴重なお話を伺うことが出来ました。お二人の献身的な活躍ぶりには、ただただ頭が下がる思いでした。米国での同時多発テロ事件をきっかけにきな臭さを感じる今日、21世紀はもっと「いのち」が大切にされる世の中であってほしいと願わずにはおられません。そして、参加者の中から、第2の鈴木さん、北野さんが生まれることを念じつつ、シンポジウムを締めくくらせていただきました。
最後に、今回ご協賛いただきました各企業関係者の方々に厚くお礼を申し上げますとともに、ご参加いただきました皆様方の今後ますますのご活躍とご健勝をご祈念申し上げ、私の謝辞といたします。
2001年 9月 25日
第2回中部臨床工学技士会学術大会
大 会 長 山 本 晋
(富山県臨床工学技士会会長)