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富山県臨床工学技士会会長 森田 猛 |
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会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。
年末年始の休暇中も勤務された方も多いと思います。本当にご苦労様です。
この「富山県臨床工学技士会ニュース」も平成3年の当会設立以来、ほぼ2回/年度のペースで発行してまいりまして、数えて25号となりました。
30号の節目まではもう少しありますが、創刊号から編集に関わってきました私にとりましては感慨深いものがあります。
現在は宮野編集委員長が中心となって、年度末に発行されます「会誌」とともに充実した内容で皆様のお手元にお送りできているのではないかと自負しています。
今年度も県内では多数の新たな臨床工学技士の採用がありました。
はじめて社会人となられた方そして転職された方、皆様の今年1年はいかがでしたでしょうか。
私の勤務する富山大学附属病院では最近では毎年学生実習を受け入れておりますが、昨年は一度になんと5名もの実習生を受入れ、実習期間の約1ヶ月間は当院の7名の臨床工学技士は通常の業務に加え学生指導と、普段にも増して忙しい日々を送りました。
当会のこの1年(平成18年度)を振り返れば5月の通常総会、日臨工の川崎会長をお迎えして開催した第27回臨床工学研修会にはじまり、主な事業としては6月に恒例の心電図セミナーを開催、そして今回初めて10月に「輸液・シリンジポンプ技術講習会」を開催致しました。
初めてのことでもあり、やや参加者は少なかったのですが、病院内で一番多く用いられ、かつ重要な医療機器であるという意味においては、次年度からも継続して開催できればと考えております。
皆様の多数の参加をお願いしたいところです。
今後の今年度の事業として2月に第29回臨床工学研修会を開催します。
シンポジウム、一般演題を予定しており奮って応募をお願いいたします。
当会の法人化については、残念ながらまだ情報収集の段階といわざるを得ません。
この点につきましては中部各県の臨床工学技士会も一部には県側とのコンタクトをとった県もありますが、概ね同様の段階とのことです。
今後平成20年度の法律改正を見据えながら活動してまいりたいと考えております。
昨年は富山県内でも人工呼吸器の取り扱いに関係した事故の報道もされております。
臨床工学技士が直接関係しているわけではありませんが、今後も私たちそして他職種への指導を含めた医療機器の安全管理をさらに推進していかなければなりません。
さて今年は役員改選の年であり、私をはじめ現役員の任期もあとわずかとなりました。
私としては任期中どれだけのことができたかと振り返れば、会長として力不足であったのではないかと反省ばかりの毎日ですが、あとの残された期間を精一杯努めてまいりたいと思います。
まもなく来期の役員選挙が行われますが、来期は若い会員諸君もどうか奮って立候補していただき、技士会活動を盛り上げていただきたいと思います。
今年は名古屋市で臨床工学会が開催されます。
愛知県臨床工学技士会からの協力要請もあり、同じ中部地区での初の開催となります。
昨年の神戸での大会以上の成功を祈念して当会としてもできる限りの協力をしたいと思います。
会員の皆様には、まずは学会に演題を多数応募されることからご協力よろしくお願いいたします。
末筆となりましたが、会員の皆様にはどうぞ今年1年も健康で公私にわたりご活躍されますことを祈念いたします。
今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願いいたします。
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